このお酒についてのレビュー
さて昨年に購入して、保管していた廣木酒造さんの純米吟醸泉川ふな口本生です。
こちらの泉川ですが、廣木酒造さんが生産されている地元向けの日本酒だそうです。
県内向け「泉川」県外向け「飛露喜」という棲み分けをされているんですね。
飛露喜も中々手に入らないのですが、今回の泉川も大変でした・・・。
何とか1本入手するのが精一杯でした。
飛露喜のかすみ酒の地元版という位置づけになる感じですね。
飛露喜ですら、手に入りにくいのに泉川なんて・・・と思いつつ、毎日ネットで探し続けての入手でしたので、段違いの嬉しさでした。
どうも県外向けの飛露喜の生産が多く、地元向けの泉川は生産が少ないという情報もあったりしましたので、入手は無理かな・・・と思っていた所でしたので、やったー!の言葉しか出ませんでした。
新酒という事もあり、炭酸のシュワシュワ感もスゴイらしく楽しみにしておりました。
濁り酒なので、上澄みだけと滓を絡めてと2パターン楽しめるというありがたい日本酒です。
さて、早速飲んでみたいと思います。
開栓時の音もいい音が鳴りますね(笑)
香りは、バナナ香が強いですが、決して華やかというわけではありません。
どちらかというと、控えめというか上品というか・・・。
味わいですが、ちょっとアルコール感が強いと思います。
飛露喜との違いがそこにあるのかも知れませんが、個人的にはちょっとアルコール感が強く感じました。
酸味はヨーグルト風の感じで、非常にさっぱりした印象を持たせてくれます。
甘みと酸味をもう少し強めだといいなという事と、少々ドライ感が強いかなぁと感じました。
ただ、お食事と合わせるとお料理の味を邪魔せず、あまり後を引かない味なのですが、それ故にちょっと物足りなさを感じてしまいました。
蔵元さん情報とお酒のスペックについて
蔵元 合資会社 廣木酒造本店
所在 福島県
アルコール分 16度
原材料名 米・米麹
精米歩合 55%
原材料は全て国産