いつもの酒屋さんへ、日本酒を買いに行ってきました。
今回は、「とにかく辛口のお酒」というザックリした希望を伝えてオススメしてもらいました。
それが今回の百歳というお酒になります。
この百歳もそうなんですが、日本酒度や酸度等を明記されていない事い為に、参考になる情報が無く、素人一人では「辛口」という明記に頼るしかありませんでした。
色々と店員さんに教えて頂いたので、無事購入しましたが、超辛口とまで謳うのであれば、日本酒度位は明記して欲しいと思いました。
「信用して飲め」という事なのかも知れませんが、こればかりはちょっと手抜きではないかと感じます。
スペック非公開に始まり、米の種類や日本酒度、酸度等を表記していない銘柄が多すぎると思います。
口にするまで何も情報がない中で、辛口!と書いてある言葉だけでは何もわからないのでは無いかなと。
もう少し消費者の方を向いて欲しいと思いました。
まぁ、最初に相談した「とにかく辛口のお酒」というのもザックリすぎる質問ではありましたが、そこはいつもの酒屋さんを信用しての質問という事です。
色々とうまく聞き出してくれるので頼りになります。
・・・とまぁ、さて文句(?)もこれ位にして、本題のお酒の話に。
この日本酒は何が凄いかと言うと、吟醸香が「全くない」という事です。
首掛けにも、この通りの札が。
これはインパクトが強くて、面白そうだなという事で購入しました。
百歳 超辛夏純を飲む
まず香りはゼロではないですが、非常に抑えられた感じです。
何か拍子抜けする感じですが、香りがほとんどしないというのも凄いなと思いました。
口に含むと超辛と謳うだけあって、キレがよく最初から辛みが攻めてきます。
ただ確かに辛口ではありますが、きちんと米の旨みも感じますし、酸味も若干ありつつ最後はキレ味鋭くスパっとキレてくれます。
冒頭の文句を忘れて感動してしまいましたが、中々な当たりの一本だったと思いました。
ちなみにこの百歳 超辛 夏純は日本酒度で言えば、+12だそうです。
辛口なだけに終わらない、キレのある日本酒でした。
百歳 超辛夏純と蔵元さんについて
精米歩合 70%
アルコール分 15%
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
蔵 元 吉久保酒造株式会社
所在地 茨城県水戸市本町3丁目9-5
ちなみにちょっと調べた所、他にわかったスペックは以下の通りでした。
原料米 常陸日本晴
酸度 1.8
酵母 自家酵母
ラベルに書いていないスペックを調べる楽しみもある。という事でしょうか・・・。