少し前から錫製のぐい呑みが欲しいなと思うようになり、ネットで色々見ていた所、あるお店を知りました。
というわけで、今回は京都にお店を構えておられる金属加工における老舗の名店、「清課堂」さんに行ってきました。
JR京都駅で下車して、京都市営地下鉄東西線に乗り換えて、市役所前まで乗りました。
あとは店舗まで、徒歩で10分位でしょうか。
周りの町並みも京都らしく、綺麗な景観で歩く時間も苦になりませんでした。
そして清課堂さんへ到着!
店舗の外観ですが、和を感じる造りで流石老舗という雰囲気です。
天保九年、江戸後期に錫(すず)師として現在地に創業。爾来、神社仏閣の荘厳品、宮中の御用品の製作に代々励んでまいりました。創業以来得意とする錫、銀製品は、永く使い込むうちに独特の風合い・味わいが出てまいります。いぶし、すなわち時代を経て纏う侘び・寂びの美しさをどうぞお楽しみ下さい。親から子、子から孫へと年月をかけて刻み込まれた歴史は、愛着へと繋がります。
出典:公式サイトより
店内も無駄がない展示となっており、整理整頓が行き届いた美を感じる綺麗な店内です。
店内の撮影も気持ちよくご了承頂きましたので、載せておきます。
といいつつ、遠慮してあまり撮れなかったですが・・・(笑)
ぐい呑のあたりを見ていると、店員さんがガラス戸を開けて下さる事になり触らせて頂ける事に。
最初は、6,000円程度の売れ筋であろう錫のぐい呑みを買おうかと思っていたのですが・・・。
そのぐい呑みの右斜め上に鎮座していた倍近い金額の錫のぐい呑みを持った所、手にしっくりきた事もあり、このぐい呑がどうしても欲しくなり購入してしまいました。
私の性格上、本命ではない物を買うと、後で本命を買うという事が多い為、思い切って買いました!
こちらが購入したぐい呑みになります。
箱は桐箱に入っています。
こんな感じに梱包されており、高級感もありますね。
3重の梱包となっています。
しかしまぁ、リッチな買い物をしました・・・。
実際に使ってみると見た目より安定感もありますし、何より自分にあった形というのが嬉しい限りです。
他に錫で有名所と言えば、能作さんでしょうか。
百貨店等でも見かける事もありますし、売れ筋のラインですね。
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私の大好きな備前焼もそうですが、お気に入りの酒器で飲むお酒は美味しいものですね。
清課堂さんの様にネット販売もされているのに、実店舗に行く事の最大のメリットは、やはり実際に見て触れる事かと思います。
興味のある方は、京都に旅行等で来られた際にでも立ち寄られては如何でしょうか?
やはり写真と本物では迫力が違います。
清課堂さんの錫製のぐい呑は、備前焼と並ぶ程のお気にいりの酒器になりましたので、大事に使っていきたいと思います。