佐賀県の代表酒でもある鍋島のNew Moonを選択しました。
購入したのは2017年12月位でしたので、ちょっと遅れての投稿となりました。
前回飲んだのは数年前ですので、ちょっと懐かしい位に久し振りになります。
今期のNew Moonは評判もよく、かなり期待をしていましたので非常に楽しみです。
Moonシリーズのラインナップとしては、現在は四種類ありますね。
春季発売の、Blossom Moon。
夏季発売の、Summer Moon。
秋季発売の、Harvest Moon。
そして新酒シーズンの冬季に発売される、このNew Moonですね。
鍋島の中でも、New Moonだけは毎年購入される方もいる程の人気商品ですね。
鍋島の数あるラインナップの中において、上位に食い込む人気かと思います。
New Moonで使われている酒米ですが、定番の雄山錦100%を50%まで磨いています。
私の勉強不足かと思いますが、あまり雄山錦を使っているというのは見かけないのでちょっとレアかなと・・・。
そんな鍋島のMoonシリーズのラベルは、どれもお洒落なラベルで好きですね。
通常ラインの鍋島という二文字がドーンッ!と書いてあるのも好きですが、やはりこちらの方がお洒落なので(笑)
年末までに飲まれる方が多いかと思いますが、私は年明けに開栓する事になりました。
鍋島 New Moon しぼりたて 純米吟醸 無濾過生原酒を飲む
それでは、楽しみにしていた鍋島NewMoonを飲んでみたいと思います。
色は色づきも特になく透明です。
香りは、気持ち爽やかな吟醸香がほんのり。
ツンとくる香りでもなく、スッとする香りに寄せてくれる要素となっていて、これは中々いい感じですね。
それでは一口・・・。
おぉ・・・これは美味しいですね!
新酒ならではのフレッシュさもありますが、それ以上に無濾過生原酒らしく味も濃くしっかりした味わいです。
フルーティな甘味や酸味を軸としながらも、口に入った時から飲みきるまで、非常にバランスの取れた味わいを感じます。
終始バランスの良さを発揮してくれるので、心の中で「うんうん」と頷いてしまう酒質ですね。
新酒らしくもっと尖った酒質かと思いましたが、いい意味で想像を裏切ってくれました。
喉を通り抜けた後は、酸味と少しの苦味がキレの良さを発揮してくれます。
今期のNewMoonは噂に違わぬ、いい出来だと思います。
私が購入したのは四号瓶ですが、一升瓶でも良かったな・・・と思いました。
このNewMoonですが、実は九州の酒屋さんから取り寄せましたが、それだけの価値は十分にありました。
鍋島 New Moon しぼりたて 純米吟醸 無濾過生原酒と蔵元さんについて
蔵元 富久千代酒造
所在 佐賀県鹿島市浜町1244番地-1
原材料名:米(国産)・米麹(国産米)
アルコール分:16度以上17度未満
使用米:雄山錦100%
精米歩合:50%