このお酒についてのレビュー
先日のぱんだ祭の矢野酒造さんに引き続き、佐賀県の蔵元さんです。
天吹酒造さんが醸された、「天吹 ぴんくれいでぃ」です。
ラベルはピンクで鮮やかですが、歌舞伎役者ちっくなイラストがどーんと真ん中に大きく描かれています。
色のせいなのか、怖い顔というよりも、華やかさを感じる歌舞伎役者を思わせるラベルです。
普通日本酒でよく見る色は、無色透明(これが一番多いかな)、濁り、古酒系のゴールドカラー、このあたりがよく見られる色でしょうか。
この日本酒は、その中のどれでもない・・・名前の通り「ぴんく色」をしているんですよ。
ショッキングピンクというよりも、柔らかいピンク色でロゼって感じですね。
古代米である「黒米」を使われた為に、この様な色になったそうです。
全体的にピンクを基調としたカラーリングをされていますが、やはり女性を意識されたお酒だそうで、結構売れてました。
後日、酒屋さんに行った時には売り切れていて、女性の方の購入も多かったそうです。
こういう新しい取り組みといいますか、チャレンジってすごいですね。
このチャレンジをきっかけに、もっと新しい事も色々と試されていくと、消費者の楽しみも増えるのではないでしょうか。
少なくとも、私は増えます!(笑)
さて、それでは開栓をしてみます。
おぉぉ、鮮やかで柔らかい「ぴんく色」が綺麗ですねー!
この色はインパクトありますので、より一層、この日本酒のイメージを盛り上げてくれます。
味の方はといいますと、甘さはあるものの控えめですね。
個人的には口に含んだときの味わいが、独特に感じましたので飲む人を選びそうです。
ただ全体的には大人しい感じではありますので、見た目と違ってお料理にも合うと思います。
天吹酒造さんの日本酒は、実は初めてだったのですが、ちょっと独特の味で不思議な感じでした。
もしこの味わいが古代米の味わいとするならば、まだまだこれからが楽しみな、お酒かなと思いました。
蔵元さん情報とお酒のスペックについて
蔵元 天吹酒造
所在 佐賀県
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
アルコール分 15%