このお酒についてのレビュー
龍神丸という日本酒ですが、こちらは知る人ぞ知るお酒ですね。
「もやしもん」という漫画に登場して、お酒を飲めない?女性が飲んでも 美味しいと言ってしまったというお酒ですね。(作中に登場するお酒は、大吟醸だったかと思います。)
お酒の名称の由来は、千余年の霊峰高野山と龍神村を結ぶ 天空の道「高野龍神スカイライン」、その道中にある紀州の屋根と 呼ばれる護摩壇山を一気に昇天し、大空を飛翔する龍の姿にちなみ、空を翔る巨大な船「龍神丸」と名づけられたそうです。
また全生産量としても、200石程度の超少量生産されている蔵元さんですね。
170年以上続いている蔵元さんで(紆余曲折があったようです)、170周年記念酒として「喜楽里(きらり)」という銘柄も生産されています。
私が奇跡的に購入できた時も、店頭に喜楽里もありましたが迷わずに龍神丸を手にしてしまいました・・・。
今回初めて飲む事になりますが、今後も滅多に買える事がないと思うと、ちょっと勿体無い感じでもありますw
(スクリューキャップ締め忘れてごめんなさい)
さて、巨大な船「龍神丸」はどんな味がするのでしょうか・・・どきどき。
香りは、お米の甘くていい香りがします。上品な上立ち香という感じでしょうか。
味は、口に含むとお米の旨みと甘みが広がります。しつこくなくキレも程よくあり、満足度が非常に高い日本酒ですね。
龍神丸はこの純米生原酒しか飲んだ事がないのですが、
とても飲み易くて、ついつい飲みすぎてしまいます。
飲みすいと言っても、決して味が薄いわけでもなく、どちらかと言えば味が濃いなぁと思いますが、お食事にも合うと思います。
・・・というか、私はお食事時に頂きました!
各種お料理に合わせても邪魔をせず、かといって空気にならない日本酒ですね。
お酒が良いとお料理を更に引き立てるという、正に日本酒!という感じです。
中々買えないお酒ですが、また出逢えれば購入したいと思います。
蔵元さん情報とお酒のスペックについて
蔵元 高垣酒造 株式会社
所在 和歌山県
仕込水 有田川上流早月峡天然湧水「空海水」
原料米 山田錦
精米歩合 60%