今回は福島県の宮泉銘醸さんの写楽 夏吟 うすにごりです。
6月に夏酒として購入したものを、今頃記事にしております・・・。
ま、まぁ飲んだ記録を取るという意味が大きいので、気にしないようにします。
というか、今後もたくさんこういう事がきっとあります(汗)
こちらは平和酒造さんの紀土の夏酒に引き続き、写楽の夏酒になります。
→平和酒造さんの紀土 夏ノ疾風の記事はこちら
いやー、ほんと写楽の季節限定品は買うのが難しくなってきました。
下手すると、通年販売品の純米酒と純米吟醸酒も買えない時があります。
それもこれもネットでの販売禁止になった事が、大きな理由かなと思っています。
一部の店舗ではシークレット販売をされたりしていますが、少し出遅れると既に完売というのが現状ですね。
例えば、販売案内のメルマガが来て10分後に気づいてチェックすると、売り切れ表示になっているという・・・。
今回は何とか無事に、夏吟うすにごりを入手する事が出来ましたので、美味しく頂きたいと思います。
ラベルの方は、やはり夏酒を思わせる涼しげな青で書かれています。
「夏酒=青色」
という決まりでもあるかのように、青主体で爽やかさを演出しています。
この辺りは、各蔵元さんも同じで青や白の涼しげな色がメインにあしらわれていたり、瓶も透明が多いです。
やはり色付き瓶では少し重たく感じるからでしょうか。
ビジュアル的にもさっぱり感を出して、視覚からの情報も味の一つという事かなと理解しています。
この写楽は色付き瓶ですので、見た目より紫外線対策を重視でしょうか。
(※紀土の場合は、透明瓶であるかわりに紫外線防止対策のビニール入りでした。)
この夏吟うすにごりは、麹米に山田錦、掛け米に夢の香を使用した一回火入れというスペックです。
写楽 夏吟 うすにごりを飲む
夏酒という事もありますので、きちんと冷やして頂きました。
それではまずは香りから・・・、落ち着いた感じですがフルーティな香りがします。
ほのかにフレッシュな桃の様な香り。
口あたりは柔らかく、トゲ感は感じません。
まずは酸味が強めにやってきますが、これがまた心地よい酸味なんです。
米の旨みと果実感のある甘みと香りが現れてきて、綺麗な酒質が喉を通り過ぎていきます。
もちろん濃い味わいではなく、スッキリとした上品な味わいです。
この写楽 夏吟 うすにごりのスッキリ感が個人的には好きで、秀逸だと思いました。
このお酒は、蒸し暑い時期に非常に合うお酒だなと感じましたね。
全体のバランスを酸味が上手く整えており、お酒自体のレベルも高く販売時期と非常にマッチングしています。
食事との相性も悪くなく、口の中をさっぱり洗い流してくれる様で、美味しく頂きました。
写楽 夏吟 うすにごりと蔵元さんについて
蔵元 宮泉銘醸株式会社
所在 福島県会津若松市東栄町8-7
アルコール分 16度
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 米麹:山田錦(21%)、掛米:夢の香(78%)
精米歩合 50%