いつもの酒屋さんに行くと見慣れないラベルが・・・。
新規で取り扱う事になった冨士酒造さんが醸す、栄光富士の闇鳴秋水がありましたので買ってきました。
※といっても、購入したのは去年です。
創業1778年と、素晴らしい歴史を持つ蔵元さんですね。
他に栄光富士シリーズで並んでいたものとしては、スネークアイなんかもありました。
栄光富士の特徴と言えば私の記憶では、季節商品のラインナップが非常に多い蔵元さんだなと思っております(笑)
全て飲もうとすると結構追いかけないとついていけない感じがします。
この瓶の裏ラベルには闇鳴秋水の意味が記載されております。
山形県の酒蔵・冨士酒造が醸した、1年に1日だけ出荷する、秋の超限定酒が「闇鳴秋水」です。暗闇の中でも、目を閉じていても、その旨味が口の中いっぱいに響き渡る、秋の宴に特にオススメしたい純米大吟醸です。
という事で、中々ハードルを上げてきますね、大丈夫でしょうか(笑)
出羽の里を38%まで磨いた純米大吟醸ですね。
その割にお手頃感のある価格設定で、これはウケが良さそうですね。
ただ表と裏のラベルデザインが若干アニメっぽいオーラを出しています(笑)
このラベルが、闇鳴秋水を買った理由の一つでもあるんですけどね。
中々こういうラベルも少ないので、ちょっと目立っていて気に入りました。
栄光富士 闇鳴秋水を飲む
色はほんのりと黄色くなっています。
香りは結構濃厚で、甘めの香りです。
ベタつく感じまではいきませんが、濃いめの甘い香りを感じた後、すっとする爽やかな香りを感じました。
意外にも口に入ってからの香りはサラリとしたドライ感がありますが、甘みは香りで感じた通りの濃いめの味わいです。
全体的な所としては、少し荒い感じを受けましたが、これは闇鳴秋水の狙った特徴なのでしょうか。
それから飲みきった後の余韻は、酸味よりも苦味の方が少し強めかなと思いました。
あまりキレが良いとは思わず、結構苦味があとを引くという感じでした。
甘みはこの位でも構わないのですが、もう少し酸を効かせて、苦味を下げて貰えれば嬉しいなと感じました。
ただハマる方は思いっきりハマるんでしょうねー。
凄い気に入ってる方もおられましたので。
冒頭に書いた、闇の中でも一口飲めば・・・の件については、心意気として受け取る事は出来ますが、私的にはちょっと言い過ぎかなと・・・(笑)
ただこの闇鳴秋水ですが、スペックをきちんと公開されており、好感度はかなり高いです。
個人的にここは大きなポイントになっています。
これは冨士酒造さんとしても、ぜひとも続けていって欲しい所です。
栄光富士 闇鳴秋水と蔵元さんについて
蔵元 冨士酒造株式会社
所在 山形県鶴岡市大山三丁目32-48
原材料名:米(国産)・米麹(国産米)
使用酒米:出羽の里100%(山形県産)
精米歩合:38%
使用酵母:山形酵母
日本酒度:±0.0
酸度:1.7
アミノ酸度:0.7
アルコール度数:16.6%