新年あけましておめでとうございます。
昨年も当ブログにお越し頂いた方々、ありがとうございました。
今年初めてお越し頂いた方々、今後ともよろしくお願いします。
今年も色々な地酒を楽しんでいきたいと思いますが、基本的にはそのお酒のいい所を見つけられる楽しみ方をしていきたいと考えています。
今年も色々な地酒に出会える事を期待しつつ、ブログを続けていきますのでよろしくお願いします。
さて今更ではありますが、日本酒の世界で断トツの人気を誇るのが、高木酒造さんが誇る十四代ですね。
今回は2018年の元旦という事で、手に入れた十四代を飲んでいきたいと思います。
手に入れたと言っても、9月に購入したものを氷温冷蔵庫に保管していたわけですが・・・(笑)
この十四代ですが、ほとんどの特約店さんにおいて、抱き合わせ販売か抽選販売もしくはポイント制による販売方法をとられているのでは無いでしょうか。
たまにどちらもやっていない店がありますが、常連さんだけに販売という・・・所謂、裏出しですね。
そして、以前記事にした朝日鷹の蔵元さんでもあります。
朝日鷹は山形の地元向け銘柄となっており、十四代は首都圏向けとなっています。
そんな入手困難な日本酒、十四代を手に入れましたので、しっかりと味わって飲んでいきたいと思います。
しかも、個人的に大好きな純米吟醸の雄町ですから、味わいへの期待も膨らむというものです(笑)
まぁ純米吟醸クラスで4,00円を超えていますので、そこそこ高級な日本酒ではありますが、買えた事をまずは喜びたいと思います。
十四代 純米吟醸 雄町を飲む
ぐい呑みに注いだ色は、無色透明の濁りのない澄んだ透明度を保っています。
上立ち香もフルーティさ全開でやってきますが、決してクドいわけではなく、丸く柔らかい感じです。
爽やかさと甘さを両立しているフルーティ感は、まさにメロンの香りです。
しかも、熟した美味しそうなメロンの甘い香りです。
ツンとしたアルコール感もありませんし、香りだけで満足しそうです(笑)
香りだけで満足しては悲しいので、早速飲んでみます。
一口含むとメロン系の含み香と共に、米の甘みと旨みも次々とやってきます。
そこに更に広がるのは、全体をグッと引き締める酸。
喉を抜けると、ふわりと柔らかい苦味が心地よい余韻として残ります。
最後は、その余韻すらも自然にスッと消えていきます。
このあくまでも自然に、というのが素晴らしいと思います。
中取りだけあって、口あたりも非常に滑らかで上品な酒質です。
雑味も感じられませんし、さすが「十四代」ですね。
高木酒造さんの技術の高さが凄すぎて圧倒されます。
中々入手が出来ないのでペースを抑えたい所ですが、一杯飲むともう一杯とついついリピートしてしまいます(笑)
でも、せっかくの十四代ですから、数日間は味の変化を楽しみつつ飲んでいきたいと思います。
十四代 中取り純米吟醸 備前雄町と蔵元さんについて
蔵元 高木酒造株式会社
所在 山形県村山市大字富並1826番地
原材料名 米・米麹
精米歩合 50%
アルコール分 16度
岡山県赤磐雄町75%使用
国産米100%使用